プロフィール

ご覧いただきありがとうございます。

パートナーとのすれ違いで家にいても安らげない       一緒にいるのに孤独感を感じているあなたへ・・・

パートナーとの未来を取り戻す

奇跡のパートナーシップメソッド   

心理カウンセラーのHIROです。

笑顔の裏で、涙をこらえる毎日。
言えない言葉が喉につかえて、愛しさと憎しみが交差する・・・
そんな日々を乗り越えてきた私が、今、ここにいます。
よかったら、プロフィールをのぞいてみてください。
あなたの心にそっと寄り添える存在でありたいから。

       

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誰にも言えない苦しみを抱え始めた幼少期

ザザーン…と窓の外から聞こえる波の音。潮風がカーテンをふわりと揺らし、あたたかく優しい朝日が部屋に差し込んでくる。そんな景色が、私の原点です。
幼い頃、私は海の見える小さな町で育ちました。朝目覚めるたびに、窓から見える穏やかな海が心を撫でてくれるようで、「今日もきっと大丈夫」って思えたんです。

でも——
その優しい記憶の裏側に、ずっと誰にも言えなかった「もう一つの顔」があったんです。

偽りの仮面を被り続けた学生時代

“できる息子”という名の仮面——誰にも見せなかった苦しい叫び

ガチャ…と玄関のドアが重く閉まる音。                          ランドセルをズルズルと床に引きずりながら、トボトボ…と部屋の奥へ歩いてく。        手には、95点のテスト用紙。友達からは「すごいな!」「頭いいね!」って、          キラキラした顔で褒められた。                              でも——なんか違ったんです。僕が欲しかったのは、その言葉じゃなかった。

「ねえ、見て。95点だったよ」

ドクン、ドクン…心臓がうるさいくらい鳴ってる。                      期待と不安でグチャグチャになった気持ちを押し込めて、母に紙を差し出す。          けど、返ってきたのは——                               「うーん、あと5点、どこで落としたの?」っていう、冷たくて淡々とした声でした。      ピシッ…て音がした。胸の奥のどこかが、ヒビ割れた気がしました。

その夜。机に向かって、鉛筆を握ってカリ…カリ…って音だけが響いてて、目はもう真っ赤。  まぶたが重くて、気を抜いたら今にも閉じそうだったけど——やめられなかった。

「ここで止まったら、ダメな子になる」「もっと頑張らなきゃ、もっと完璧に…!」

自分に言い聞かせるたび、心の奥がギィ…ギィ…ってきしむ音が。               でも、その音は誰にも聞こえない。聞いてもらえるとも、思えなかった。

「僕が頑張れば、きっとお父さんもお母さんも喜んでくれる」と言い聞かせてました。

中学に上がった頃には、もう“できる子”の仮面は、私の顔にピタッと張りついて離れなかった。  本当の気持ちなんて、誰にも言えない。いや、もう自分でも分からなくなっていました。     部活に、勉強に、委員会に、習い事に、塾に。                           毎日、予定はギュウギュウに詰まって、夜の帰宅は当たり前に21時を過ぎていました。            でも、母の一言はいつも同じ。

「みんなやってることなんだから、それくらい当然でしょ」

そのたびに心がキュッ…と縮こまっていました。                      「しんどい」って言いたいのに、喉の奥で言葉が引っかかって、出てこない。         だから代わりに、「大丈夫だよ」って、引きつった笑顔を貼りつけていました。         誰かに「すごいね」って言われるたび、胸の奥がズキッと痛む。                すごいなんかじゃない。ただ、必死なだけ。息をするみたいに、無理してるだけでした。

「完璧じゃないと、意味がない」——高校で芽生えた辛い自己否定

高校では、もっと勉強も厳しくなりました。                        成績も、順位も、模試の偏差値も、すべて数字で“価値”を決められる日々。          90点じゃダメ。偏差値65じゃ足りない。推薦を取って当たり前、現役合格して当然。       周りの期待が、どんどん重くなっていく。

「俺、ほんとはそんなに賢くないんだよ」

そう言いたいのに、口から出てくるのはやっぱりーー

「うん、まあ…なんとかやってる」

夜、机に突っ伏して「もうやめたい」って思っても、                     顔を上げると、自分の目の前には“やるべきこと”が山のように積み上がっていました。                          朝4時までレポートを書いて、3時間だけ眠って、また学校へ。                心はもうとっくにボロボロだったのに、                          鏡の前では、また“なんでもできる優等生”の顔をかぶりつづけていました。

「使えない」と切り捨てられた社会人生活

絶望と共にガラガラ崩れていく自尊心

社会人になった初日。ネクタイを締める手が震えるほど、緊張と希望で胸がいっぱいでした。  「ここから、自分の人生が始まるんだ」——そう思っていました。

でもその幻想は、ドゴォンッ…という衝撃と共に、音を立てて崩れていきました。

「こんなのもわからないのか?」「社会人として失格だな」                  上司の冷たい声、バサッと投げられる資料、会議室の空気は常にピリピリしていて、僕の存在は、まるで不要物のようでした。

ある日、大勢の前で行った初めてのプレゼン。声が震え、言葉が詰まる。 「何を言ってるんだ、 こいつは!」 怒鳴り声が飛んだ瞬間、僕の中でカシャーンッと何かが砕けました。

「お前は使えない」 その言葉は鋭く尖っていて、グサグサと心のどこかを突き刺してきました。

会社からの帰り道、ザーザー降りの冷たい雨の中、駅のベンチに座り込む。顔も髪もびしょ濡れで、頬を伝う水が涙か雨か、もうわからなかった。

そしてある日、電車の中で、突然バタンと膝から崩れ落ちた。 胸がギュゥッと締めつけられ、  息ができず、視界がグルグル回りました。                         「・・・ああ、もうダメだ、壊れたんだ…ああ、もうダメだ」 自分が音を立てて壊れて世界が遠ざかっていく感覚。それだけが、妙にリアルでハッキリと心に残って、静かに心にのしかかっていました。

孤独でわかりあえないパートナーシップ

“家族”という名の沈黙——孤独が叫び出した深夜のリビング

結婚して、子どもを授かって、「幸せな家庭を築かなきゃ」と自分に言い聞かせていました。
でも、現実は理想とはあまりにもかけ離れていました。

「家庭の中に自分の居場所がない」
「パートナーと話しても、通じ合えない」
「誰にも自分のしんどさをわかってもらえない」

そんな気持ちで胸が押しつぶれそうな毎日でした。

「ただいま…」                                     ガチャリ、と玄関のドアを開けた瞬間、リビングからキャッキャッと楽しそうに響く2人の子どもたちの声。そして、妻がキッチンでフライパンを振る音。                   幸せで温かいはずの光景なのに、僕の胸の奥は、ズシン…と重たかった。

「あ、おかえり、今日は子どもたち、お風呂もう済んだよ。ね、洗濯物も畳んでくれる?」

「ああ、うん」

ニコッと笑って答えるけど、その笑顔は、もう何枚もの仮面の奥に貼りついたままでした。   鉛のように疲れきった身体を引きずるようにリビングへ向かう。座る暇もなく、動き続ける。

“家事に協力的な夫” “優しい父親” “空気を壊さない人”                    そのどれか一つでも壊してしまえば、「価値のない自分」に逆戻りする気がして怖かったんです。

夜、子どもたちが寝静まったあと。妻に「今日、ちょっと話せる?」と声をかけました。      でも、スマホをいじりながら「え? 何の話? 眠いんだけど」と返されたその一言に、      バサッと 心のページが閉じた音がしました。

「俺ばっかり、なんでこんなに頑張ってるだ?」
心の中に黒い渦が、ゴォォ…と大きく広がっていく。
その夜、子どもが寝静まったあと、堪えていた言葉がついにあふれ出しました。        「なんで、わかってくれないんだ!」
ガンッとテーブルを叩く音が、しーんと静まり返った部屋に響き渡り、その声は、自分でも   驚くほど、ブルブル震え悲しみと怒りと、言葉にならない孤独が全部混じっていました。
でも、妻は何も言わず、ただ黙ってスマホを見つめていました。                あの夜ほど、自分が“ひとり”だと感じたことはなかったです。

疲れていても、しんどくても、文句ひとつ言わずに“いい夫”でいようとしてました。
パートナーも、日々の家事育児に追われながらも、家族を回すために必死でした。
どちらも、責められるようなことなんて何ひとつしていない。                 なのに、なぜか心は遠ざかっていました。

原因は、「本音を話せなかったこと」――たったそれだけだったのかもしれません。

「自分が我慢すれば丸く収まる」
「どうせ言ってもわかってもらえない」
「相手も忙しいし、こんなことで負担をかけたくない」

そんなふうに思って、気持ちを飲み込むうちに、どんどん“自分の存在”が           薄くなくなっていく気がしていました。

だけど、本音を隠して、笑顔で仮面を貼りつけ続けていたら、
やがて相手にも「この人は大丈夫」と思われてしまう。

本当は、限界だったのに。
本当は、苦しかったのに。

言葉にしなければ、気づいてもらえない。
でも、言葉にできるほど、自分の心に余裕がありませんでした。

そんな、どうにもできない「静かなすれ違い」が、毎日の積み重ねの中で、             少しずつパートナーとの距離を広げていったんです。

ひとりでもがき続けるもボロボロに

すべてが灰色に見えた絶望感

ついに、自分の意思がなくなり、無気力に。 朝、目覚ましの鳴ると、体に鉛が入ったように重く、立ち上がる気力すら湧いてこない。 職場のデスクで突然、視界が狭くなり、パニック発作に襲われることも増えて不安しかありませんでした。

何のために生きているのか、自分が何をしたいのかがわからず、結局は不安うつ状態に。     子どもたちの笑顔を見ても心から喜べず、「こんな親の元に生まれてきてごめんね」と      心の中で謝る日々。

精神科の受診後も、「これではいけない」と思い、ありとあらゆる書籍・啓発セミナーなどに多くの時間と金額を費やし、「ポジティブに生きよう」と自分に言い聞かせながら、笑顔の練習をする姿を鏡で見た時、「誰なんだ?おまえは?」とその空虚さに愕然としました。

しかし、何をやっても心は救われず、症状は改善しませんでした。               何をしても心が動かず、朝が来ても体は鉛のように重い。
目覚まし時計がジリリリ…と鳴っても、起き上がれない。                  「もう…無理だ」と、布団の中で丸まる日々が続いていました。               絶望感に襲われ、布団から出ることさえ辛い日々。                     ある朝、子どもたちが「お父さん、起きて」と私の頬に触れた時、              対応できない自分に深く突き刺さる自己嫌悪を感じました。

真っ暗な穴の中から 暖かな希望の光が差した瞬間

そんな時、友人が「一度話を聞いてもらってみたら?」と紹介してくれた心理カウンセラー。   正直「こんなことでは改善はしない」「こんなんじゃ良くならない」と思っていました。

初めてのカウンセリング。                                 初めてその部屋に入った瞬間、窓から差し込む優しい光と、観葉植物の緑がふんわりと心に   触れた気がしました。                                  喉が震えて、声も出なかったけれど、勇気を出して口にした言葉は…

「もう消えてしまいんです」

その一言に、どんな反応が返ってくるか心臓が飛び出るくらいドキドキしました。
でもーーその言葉を、ただそのまま受け止めてくれました。                 「あぁ、この人の前では、どんな自分でもいいんだ」と、憑き物がとれたように        フッと肩の力が抜けました。                               

声はかすれて、手は震えて、それでも伝えたかった痛み。                   驚くことも、否定することもなく、ただ、じっと私を見つめていました。
その目に涙がにじんでいました。
まるで、私の痛みを、自分のことのように感じてくれているかのように。           その瞬間、張りつめていた何かが、音を立てて崩れて、頬をつたう涙が止まりませんでした。  「ああ…やっと、わかってもらえたんだ」 胸の奥でずっと小さくうずくまっていた私が、    ようやく、偽りの仮面をはずすことを許されたような気がしました。

さらに、「あなたの価値は、他人の期待ではなく、自分が決めるものですよ」          その一言が、バァン!と雷のように心に響いて、堰を切ったようにさらに涙が溢れ出しました。「自分が決める」という当たり前の言葉が、私には革命的でした。               カウンセラーと過去を振り返る中で、私は常に誰かの顔色を窺い、期待して待つことだけを   生きがいにしてことにようやく気づいたんです。                      「どうして私はいつも人の顔色を窺うのか」「なぜ、人の言葉に過敏に反応してしまうのか」   そのすべてに、“理由”があったんです。                          「自分が弱いせいじゃなかったんだ」「私が悪いわけじゃなかったんだ」            人のせいでも、自分のせいでもなく、“こころの仕組み”だったんです!

カウンセリングを終えて外に出たとき、空はいつもと同じグレーがかった曇り空でした。
でも、なぜかその空が、少しだけ明るく見えたんです。                    駅までの帰り道、私は人ごみにまぎれながら、ゆっくりと歩いていました。
イヤホンからは何も流していないのに、耳に入る街の音が、やけに優しく感じられ、
風がふわりと頬をなでた瞬間、またひとすじ、涙がこぼれました。              「自分の価値は、他人の期待ではなく、自分が決める」
その言葉が、心の奥で何度も、何度もこだましました。

いつもなら、すぐにうつむいて歩いていた道。
でもその日は、ふと顔を上げて、街路樹の若葉に目が留まりました。
小さな芽が、まっすぐ空に向かって伸びているのが見えました。

――私も、あんなふうに伸びていけるだろうか。           

誰かが私の痛みをちゃんと「わかってくれた」こと。
それが、どんな薬よりも効いて、心にポッと小さな灯がともったんです。           「もう無理」と思っていた日々に、ほんの少しだけ「もう少しだけ頑張ってみようかな」が   混ざり、その変化が私には奇跡のようでした。

「あなたは何色が好き?」ーー初めて出会った“本来の自分”

また別の日のセッションで、カウンセラーから聞かれました。                  「一番好きな色は何ですか?」
カチン…と時間が止まるような衝撃。そんな簡単な質問にも答えられない自分に愕然としました。「え?…考えたこともなかった」という私の言葉に、カウンセラーは静かに優しく微笑み、   「では、これから少しずつ探してみましょう」と言われました。     
その言葉があたたかくて、心の奥にポッと灯りがともったようでした。

それから私は、「私が好きなもの」を少しずつ探していきました。
山で拾ったドングリを子どもたちと手に取り、「かわいいねぇ〜」と笑い合ったあの瞬間。
クレヨンで無心に絵を描いているときの、サラサラ…という音と心地よさ。
その一つひとつが、「私」を取り戻していく旅でした。

家族関係も“頑張る”じゃなく“つながる”ものに  

私は長い間、「いい人」「ちゃんとした人」を演じてきました。
パートナーの前では、「文句を言わない夫でいなきゃ」「感情的にならず、冷静でいなきゃ」…  そんなふうに、自分を押し殺して“仮面”をかぶり続けていました。               でもその仮面の下では、ずっとひとりで泣いていました。
本当はわかってほしかった。
ただ、「寂しい」「つらい」「こんな自分でも愛してほしい」と、素直に言いたかっただけだったんです。

ある夜、「本当はずっと怖かったんだ」とパートナーに勇気を出して伝えたら、         「実は私も…」と、同じように不安を抱えていたことを話してくれました。
そのとき、心の奥がギュゥッと温かくなって、「この人と出会えてよかった」って思えたんです。 子どもたちと一緒に公園でゲラゲラ笑い、「これ、おもしろいね!」と心の底から言えたときーーその瞬間こそ、人生でいちばんの幸せでした。

これから出会う方の“仮面”が、そっと外れていく瞬間に寄り添いたい           

今、私は「自分らしく生きている」と胸を張って言えます。まだまだ途中。           ただ、自分の足で、自分の人生を歩き始めたこの日々こそが、何よりの宝物なんです。

だからこそ今、私は思うんです。
もしあなたが、パートナーの前で本音を隠して生きているのなら。
「私さえ我慢すれば」「これくらいで傷つくなんておかしいのかな」と思いながら、       心を閉ざしてしまっているのなら。                             その“仮面”がそっと外れる瞬間に、私は寄り添いたい。                   「本当はこんなふうに感じてた」「ずっと、誰かに分かってほしかった」
そんな言葉がこぼれたときに、「一緒に見つめていきましょう」と言える存在でいたいんです。

体が疲れたらマッサージに行くような気分で心が疲れたらカウンセリングに

あの時、「助けて」と言わなかったら。
あの時、「心の仕組み」を知ろうとしなかったら——                    私は、今もまだ仮面を被り続け、仮面の奥底でひとり泣いていたかもしれません。

地獄のようだったあの日々を乗り越えて、
今では心理カウンセラーとして、多くの方の心に寄り添う仕事をしています。          これまで、延べ100名以上の方と関わってきました。
その多くが、かつての私のように、誰にも言えず、ひとりで苦しんでいた方たちです。     「誰にも言えないこと」を、「言葉にすらできない思い」を、安心して打ち明けられる場所。   それが、私のつくりたい“居場所”です。

私の使命は、
「大丈夫だよ」「あなたはひとりじゃないよ」と伝えること。
そして、「助けて」と言える心を取り戻す、そのきっかけになること。             「もうダメだ」と思ったその場所から、一筋の希望の光が差し込む世界。            心が傷ついたとき、「誰かに頼っていい」と自然に思える社会。                カウンセリングが“特別”ではなく、“当たり前”の選択肢になる文化。              そうした優しい循環の中で、もっと多くの人が自分らしくパートナーと            心から楽しく幸せに過ごせる未来をつくりたい。

お試しカウンセリングでは、安心できる空間でただ静かにあなたの言葉を聴かせていただきます。
あなたが長年抱えてきた“言えなかった気持ち”を、そっと一緒にほどいていく時間です。     自己肯定感を高め、お互いに理解し合えるパートナーシップメソッドの一部をご提供します。 
心の奥にしまい込んできた想いを少しずつほどいていきませんか?